2010年7月頃の発表にあった、Yahoo!の検索エンジンがGoogleの検索エンジンに切り替わる、というニュースは衝撃的でした。
2010年9月現在、運営サイトはYahoo!検索エンジンで上位にきているので安定的な訪問があるのですが、Googleの検索エンジンからの流入が少ないことに危機感を抱いていました。
そこで以下の対策を行ったところ、対策以前はGoogle検索エンジンからのサイトへの訪問がYahoo!の3分の1以下だったのに対して、対策以降はYahoo!と同じぐらいまで増えました。当然検索順位も軒並み上昇しました。
数字で見ると、Googleからの訪問者数が1,2ヶ月の間で3倍にまで膨らんだのです。
そういった経緯をふまえ、、、
今回は今年2010年度に押さえておくべきSEO対策の考え方についてまとめておきました。
SEO対策について熟知している人が見ると当たり前のことだと思うかもしれませんが、これをきっちりやれるかやれないかでGoogleでの順位は変わってくると思います。
1. リンクを張る位置と被リンク効果
Yahoo!の検索エンジンがGoogleに切り替わるというニュースを受けたのが2010年の夏の終わりごろ。そこから散々Googleの検索エンジンの対策を考えていましたが、Googleは、リンクがページの中のどの位置を重要視しているように私は感じました。
というかそういったことを言及されている記事は既に色々なブログで書かれていますよね。それを身をもって実感した、というほうが正しいです。
そのようにやってみました。
なるべくページ内の文中から内部リンク・外部リンクをとばす
サイドバーやフッターからのリンクよりも、ページ内にあるリンクのほうがより重要だとGoogleの検索ロボットは考えているようです。そこでサイドバーやフッターにリンクがあっても、同じURLへのリンクを文中から飛ばしました。

シーサーブログの内部リンクの例
シーサーブログでは、ブログの文中記事からリンクが貼られまくっています。
このリンクは全て自社サイト内ページへのリンクとなっています。つまり内部リンクですね。Googleは「内部リンクを網目状に張り巡らすことを好む」という記事を見たことがあります(これも引用元を忘れてしまいました、すみません…)。
正直あまり上品な感じはしませんが、内部リンクの量と位置がSEO対策上かなり重要になっているのは、一企業が実際にやっているのを見て実感しました。
2. 全ページ共通のテキストは少なくする

Googleはサイト内のページ一つ一つに”ユニークさ”を求めています。
独自のコンテンツが含まれているか・有益な情報が紹介されているかをGoogleは重要視します。
言い換えると、サイト内ページのコンテンツがサイト内の他ページとどれだけ違った文章・ソースになっているかが、SEO対策にとって重要になっている様子だったので、これらを満たすために極力全ページ共通の文言は控えめにしました。
3. Title、meta、h1・h2タグの重複を避ける
Googleは「2. 全ページ共通のテキストは少なくする」と同様に、タグ内においても他ページと重複することを嫌います。

Googleウェブマスターツール画面
Googleのウェブマスターツールでも「重複するTitle、metaタグ」という項目が確認できます。修正してくださいってことなんですね。つまり重要なミスが起こってますよっていう注意なんだと思います。
したがって
- Title
- meta
- h1
- h2
- h3
- strong
など、SEO対策で重みがあると考えられているタグは、全ページ異なるものになるようにしました。特にstrongタグは毎ページ違う単語に使用しました。
全く同じ内容のページ・似た様なページが複数ある場合、Googleなどの検索エンジンはペナルティを加える場合がありますからね。
4. キーワードを詰め込みすぎない
Title、meta、h1、h2、h3、strongなど重みのあるタグにキーワードを詰め込みすぎるのは辞めました。
これは一昔前までのSEO対策のやり方だったと薄々感じていたのですが、タグ内のキーワードが長ければ長いほど単語一つに対しての重要度が薄まるというGoogleの教えどおり、タイトルも短く、h1タグなども欲張りすぎずキーワード1,2個で押さえました。
5. 内部リンクの充実
WordPressではおなじみの人気記事リスト・関連記事リストですが、これはユーザビリティの観点にもかなっていて、かつ内部リンクの充実にも一役かっていたようです。
WordpressはホントにGoogleのSEOに強いんですよね。
人気記事リストの設置

リンクがページ本文から貼られるのでリンク効果が高く、ユーザーの動線を作っている点でも評価できます。ユーザー目線・検索エンジン対策目線から考えても有効です。
関連した記事リストの設置

こちらもWordpressで作成されたブログなどではおなじみです。
ユーザーの次への動線を作ってあげる効果があると共に、関連する記事からのリンクをGoogleは評価するので有効です。
パンくずリストを設置する
「パンくずリスト」とは、Webサイトの中で現在いるページの位置を、階層構造の上位ページへのリンクと共にリスト化したものです。
ユーザーに自分のいる位置を分かりやすくするためのものですが、内部リンク構造を最適化する役目も持っているので、SEO効果があります。
6. 内部リンクのURLは統一する
http//www.URL,com/index.html
http//www.URL.com/index.php
http//URL.com/
など、同じページでも様々に異なったURLで表示できますが、「http//www.URL.com/」で統一しました。Wordpressを使っているサイトではCanonical URL’sというプラグインを使用して対応しました。
7. W3Cに準拠した正しいHTMLコーディングを施す
Googleの検索エンジンは非常にかしこいので、ページのソースが汚いからといって順位を下げたりはしません。なのでhtmlソースの最適化についてシビアになる必要はないとは思うんですが、ソースはキレイにこしたことはありません。きちんとしたhtml文法・キレイなCSSスタイルシートで構成されていれば、ブラウザ毎のレイアウトのズレも少なくなっていきます。
ということなので、極力がんばりました。
Another HTML-lint gatewayは、かなり基準の厳しいhtmlチェックサイトです。ここで90点以上とれれば、なかなかたいしたもんです。
html・css文法が間違ってないかチェックできるサイト
W3Cで100点がでるようになれば「キレイなソースですね」って言われるようになります。
8. サイトの更新頻度を上げる
GoogleはQDF(query deserves freshness)と呼ばれる記事の鮮度を評価するアルゴリズムを持っています。更新頻度が上がればインデックスされる頻度も上がります。
9. htmlサイトマップを設置する
サイト内のコンテンツやページの構成を分かりやすくまとめたページをつくります。
ユーザーも目的のページを探しやすくなり、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンもWebサイト内にある全ページをもれなく巡回できるようになります。
10. xmlサイトマップを設置する
xmlサイトマップとは、検索エンジンのロボットに対して読み込ませるファイルのことで、拡張子は.xmlです。
xmlファイルでサイトマップを作成、クローラーに提出することによってサイト内のページをもらさず巡回してもらうのがxmlサイトマップの狙いです。
11. ソーシャルメディアと連動させる
2010年12月現在、Googleがソーシャルメディアからのリンクを重要視している(rel=”nofollow”がついているにも関わらず!)という確かな情報が流れています。
人海戦術が可能な大企業でなければ、検索エンジン頼みはもうやめましょう。
Twitter,mixi,Facebook,はてな,ブログ,などからの流入にも淡い期待を寄せましょう。
SEO対策は、2,3年前の常識が通用しないので、この記事も将来はゴミになるかも。
常にアンテナをはって情報に耳を傾けたいものです。
こちらの記事もあわせてどうぞ



